『ゲームギアミクロ』に Allwinner SoC「F1C200s」が採用されました。
「瑞起レトロ携帯ゲーム機向けプラットフォーム(Linux)」を提供し、アプリケーション開発を迅速にサポートしています。
令和2年10月6日に株式会社セガ様がゲームギア発売 30 周年の記念としてオリジナルのゲームギアの 40%弱というミクロサイズの『ゲームギアミクロ』を発売しました。
この『ゲームギアミクロ』に Allwinner 社の SoC「F1C200s」が採用され、併せて瑞起が独自開発している「瑞起レトロ携帯ゲーム機向けプラットフォーム(Vivid Linux)」を提供しました。

ポイント
「瑞起レトロ携帯ゲーム機向けプラットフォーム(Vivid Linux)」は、システム開発/各種ドライバー開発/消費電力の最適化/アプリケーションに必要なOS 機能を実現する為のソフトウェア開発を行い、開発工程の大幅な短縮に貢献することができました。
また量産向け各種対応やアプリケーション開発のサポート対応を行い、製品の完成に貢献することができました。
SoC「F1C200s」とは
F1C200s は、ARM9 アーキテクチャを搭載し、低コスト・低消費電力のモバイルアプリケーション向けの SoC です。
コンパクトで消費電力が低いため、乾電池でも動作可能です。
DisplayEngine を搭載し、ゲームギア映像をそのまま再現が出来ております。
Display Out では、i8080:800×480@60fps/RGB[TTL]:1280×720@60fps/RGB[CCIR656]:720×576@60fps 等の出力が可能。
その他、VideoEngine 機能([Decode]H.264,MPEG1,MPEG2:1920×1080@30fps/[Encode]MJPEG:1280×720@30fps等)や、オーディオ機能など多数の機能を持っております。
詳しくはお問合せ下さい。
「瑞起レトロ携帯ゲーム機向けプラットフォーム」とは
瑞起独自の Linux プラットフォーム(Vivid Linux)であり、特徴としてはシステムの高速起動及び OS 自体が非常にコンパクトであるところにあります。
また、消費電力を抑えるための最適化、HDMI や USB などの様々なインターフェイス、GPU アクセラレーション、DisplayEngine、VideoEngine 機能などをお客様の用途に合わせて、SoC のドライバー層からカスタマイズできる等の自由度の高さも大きな特徴になります。
ゲームギアミクロについて
セガの歴史上、唯一の携帯専用ゲーム機であった「ゲームギア」。
他に先駆けたカラー液晶の携帯ハードとして、世界中のゲームファンに愛されました。
そんなゲームギアが発売 30 周年になることを記念し、その魅力を極限まで凝縮した「遊べるマスコット」となって復活します。
本体サイズはオリジナルの 40%弱という極小! ミクロサイズ。
4 色のカラーバリエーションを同時発売し、それぞれ 4 種類のゲームを内蔵。
ソニックやぷよぷよ通、シャイニング・フォースに女神転生が、約 1 インチのモニタで甦ります。
部屋に飾るもよし、ゲームをクリアするまで遊び込むもよし。ミニの次は「ゲームギアミクロ」!