瑞起のVividOSとは
瑞起が独自開発した（一部機能をLinuxをベースに）組込みシステムを制御・管理するプラットフォームです。
製品開発の成果をLayer構造で管理可能なプラットフォームで開発期間の短縮と同時に品質を向上させています。
瑞起のVividOSは主にゲーム機、玩具、家電等の製品分野向けに最適化しています。
従来のRTOSとLinuxのような大規模OSの両方のメリットを取り入れ、
「低コストで高品質なユーザ体験」、「コンパクトで高性能」を実現できる
エレクトロニクス製品に最適化したプラットフォームを目指します。
VividOSの特徴
低コスト
快適なユーザー体験
俊敏なアプリケーション開発可能
安定性、安全性、信頼性が高い
低コスト
ハードウェアレベルからのOSチューニングによって低スペックのプロセッサでも十分な性能を引き出せます。
CPUパフォーマンスやメモリ使用量を抑えることで使用可能なプロセッサの選択範囲を拡げ、コストパフォーマンスの良い製品に繋げていきます。
快適なユーザー体験
VividOSを使用することによって、各段階の処理を極限まで最適化し、高速起動・高速レスポンスを実現。
独自のGPU／Displayドライバを使用し、製品を使用するユーザーにストレスなく、滑らかな表現でより快適なユーザー体験を作り出します。
俊敏なアプリケーション開発可能
VividOSでは各機能モジュールを管理し、煩雑だった作業をシンプルにしました。
アプリケーション開発環境の構築（開発SDK一式／実機用システムイメージ／開発用ライブラリパッケージなどの提供）や、不具合発生時のアプリケーションとOSとの原因切り分けが容易にでき、製品開発の難易度は今までより低くなり、アプリケーション開発者は速やかに製品開発に取り掛かることが可能です。
安定性、安全性、信頼性が高い
VividOSは、過去にミリオンを超えるエレクトロニクス製品に使用されており、大量生産の実績もございます。
搭載しているOSSの状況も管理しており安定性、安全性、信頼性の高い高品質の製品を世の中に出せます。
快適なユーザ体験について
ターゲット分野にフォーカスし、機能を強化し、性能を極める
Andoridの場合、高い汎用性、多種多様な機能を実現するために、膨大で、複雑な構成となっています。
高機能を得られた反面、すべての処理においていろいろな中間の処理が必要となります。
遅延や、カクツキ（動作が一瞬固まったり、フレーム落ちしたりするような現象）の発生は避けられません。
いわゆる性能の損失が激しい、リアルタイム性が低くなります。
瑞起のVividOSでは、組み込み機器向けに最適化することでシンプルで性能が強いOSです。
独自Display Engine APIによる高度な表現力でカクツキのない滑らかな表現でストレスのない快適なユーザー体験を提供します。
各段階の処理を極限まで最適化し、高速起動を実現
開発中の最新版のVividOSでは、完全な電源OFF状態から電源ONにしてシステムが軌道し、画面が表示され、ゲームが起動完了まで0.8秒の高速起動を実現できます。
Linuxで起動する場合、5秒前後、Androidの場合10秒以上かかる部分をVividOSでは、余分なものをそぎ落としシンプルかつ各段階の処理を最適化することで1秒以内の高速起動を実現しました。
GPUのアクセラレーション（描画機能高速化）を実現
VividOSは、独自のプラットフォームでのGPUアクセラレーションを実現しました。
組込み機器では今までにないほど華やかで滑らかな動作、レスポンス性の良さで快適なユーザ体験を実現できます。
また、サイズがコンパクトで組み込み機器に最適化したVividOSでは、ハードウェアに合わせてOSのチューニングを行い、低スペックのプロセッサでも十分な性能を引き出すことが可能です。
