ASTRO CITY mini

株式会社セガトイズ様(現 株式会社セガフェイブ様)

ASTRO CITY mini(2020年12月)
HW開発SW開発メカ開発量産

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「アストロシティミニ」はお客様設立60周年のプロジェクトの一つとして、アーケード筐体「アストロシティ」をミニサイズで復刻したものです。数々のアーケードクラシックゲームから厳選された37作品が収録されており、4インチモニター、ジョイスティック、6ボタンを搭載。モニターに接続せずともゲームを楽しむことができ、当時の興奮を大人になった今、再び味わうことができます。

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要 望
  • 1. アーケード版「ASTRO CITY」を家庭でも遊べるようにしたい
  • 2. アーケード版ゲームソフトのエミュレーションをおこないたい
  • 3. 仕様検討から量産まで一括で任せたい
解決策
  • 1. アーケード版「ASTRO CITY」をリアルに再現
  • 2. オリジナルアーケードデータを基に収録タイトル全てをエミュレーション
  • 3. ワンストップソリューションで高品質・短納期を実現
1. アーケード版「ASTRO CITY」をリアルに再現
1990年代にゲームセンターで大ヒットしたアーケード版「ASTRO CITY」を手のひらサイズで忠実に再現しました。ボタンにはアーケード版と同じ素材を使用し、ジョイスティックも基本設計をそのまま再現。サイズ感やシルエットも当時のままのデザインを再現し、大人になった今でも、あの頃の興奮をもう一度楽しめる仕様となっています。
2. エミュレーター開発
アーケード版で使用されていた11種類の異なる基板に収録された全てのゲームソフトを、オリジナルのアーケードデータを基にエミュレーションしました。特にエミュレーションが難しいとされる「バーチャファイター」の3Dグラフィック表示も実現し、忠実な再現を達成しました。
3. ワンストップソリューションで実現した高品質製品
製品の仕様検討から、ハードウェア・ソフトウェア・メカの開発、そして量産化まで、一貫して対応しました。ZUIKIオリジナルSoC「Z7213」とオリジナルOS「Vivid Linux」を組み合わせることで、短期間での開発を実現。さらに、厳しい品質基準をクリアし、製品化に成功しました。

ポイント

1. ZUIKI独自プラットフォームで開発したエミュレーター
「Z7213」の採用により、720pのHD画質を実現。アーケード版を上回る高画質映像を表示できます。さらに色彩の再現性が向上し、よりリアルで鮮明なグラフィックを楽しむことが可能です。

2. SoCの性能をフル活用したHW/SW開発
瑞起オリジナルSoC「Z7213」の性能を最大限引き出す、瑞起オリジナルOS「Vivid Linux」との組み合わせにより、目標としていた機能・パフォーマンスを実現しました。

3. 忠実な再現で蘇る懐かしの気分
外観だけでなく、スティックやボタンの素材や比率に至るまで、細部にこだわり忠実に再現しました。アーケード筐体の図面や実寸値をもとにデータを収集し、製造用図面の作成、金型設計、製造までを丁寧に手がけています。

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