電車でGO!PLUG&PLAY

要 望
- 1. 電車の運転席をリアルに再現
- 2. 一体化ゲーム機を実現
- 3. 過去のゲームソフトを改良し再現
解決策
- 1. 電車の運転士体験を家庭でもできるようにしたい
- 2. テレビに繋いですぐに遊べるゲームにしたい
- 3. オリジナル版「電車でGO! FINAL 」のIPを有効活用しつつ、改良を加えたい

1.電車の運転席をリアルに再現
家庭でリアルな運転士体験を楽しめるよう、運転席を忠実に再現した家庭用ゲーム機を開発しました。マスコンやブレーキのほか、懐中時計置きや戸じめ灯など、細部に至るまで再現しています。

2. 一体化ゲーム機を実現
テレビ・モニタに接続するだけで手軽にゲームが楽しめるよう、コントローラー・ゲーム機能を一体化し“プラグ&プレイ”として復刻。この1台でゲームを楽しむことができます。

3. 過去のゲームソフトを改良し再現
2004年に発売された「電車でGO! FINAL」の移植だけでなく、高解像度化とワイド画面化を実現しました。解像度は720pのHD画質に向上し、よりリアルな運転士体験を提供します。さらに、サウンドはHDMIリニアPCM音声に対応し、臨場感あふれる没入感のあるプレイをお楽しみいただけます。
ポイント
1. ZUIKI独自プラットフォームへのゲーム移植
瑞起オリジナルOS「Vivid Linux」を熟知した当社のソフトウェア技術者がゲーム移植も担当し、短期間での製品開発を実現しました。
2. SoCの性能をフル活用したHW/SW開発
瑞起オリジナルSoC「Z7213」と独自のOS「Vivid Linux」を組み合わせることで、SoCの性能を最大限に引き出しました。この組み合わせにより、顧客が開発するアプリケーションを効率的に動作させるための基盤(低レイヤー)を構築しました。
3. オリジナル版の筐体再現と量産化の達成
初版(オリジナル版)の再生産として筐体を製造し、材質、色、デザインを忠実に再現しました。これにより、当時の魅力をそのままに、満足のいく外観に仕上げることができました。顧客から外観の承認を得た後、量産対応と製品化を進めました。
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